
ハングル検定5級に挑戦してみたいけれど、どうしたらよいのかわからない・・・。
ハングルが全く読めない私に合格する方法を教えてほしい
こんなお悩みを解決します。
ハングル検定5級とは?
韓国語が全くの初級者でも2か月あれば合格できる
私は韓国ドラマ「愛の不時着」と「ミセン」にハマったのがきっかけで、全くのゼロから韓国語の勉強を始めました。
しかし、いざ勉強を開始したものの、独学ゆえにモティベーションが保てなくなりました。
何か明確な目標をもって取り組みたいと考え、ハングル検定5級に挑戦&1発合格しました。
ハングルの読み方から開始して、5級に合格するまでは2か月程度ですので、
勉強時間を確保できれば誰でも合格できます!
5級の合格ライン・出題語彙の範囲
ハングル能力検定協会 公式HPによると5級の出題範囲は以下の通りです。
60分授業を40回受講した程度。韓国・朝鮮語を習い始めた初歩の段階で、基礎的な韓国・朝鮮語をある程度理解し、それらを用いて表現できる。 ハングルの母音(字)と子音(字)を正確に区別できる。 約480語の単語や限られた文型からなる文を理解することができる。 決まり文句としてのあいさつやあいづち、簡単な質問ができ、またそのような質問に答えることができる。 自分自身や家族の名前、特徴・好き嫌いなどの私的な話題、日課や予定、食べ物などの身近なことについて伝え合うことができる。 ☆100点満点 【聞取40点(30分)筆記60点(60分)】で60点以上合格 ※合格点(60点)に達していても聞きとり試験を受けていないと不合格になります。 ※マークシート使用 引用元"https://www.hangul.or.jp/siken-top/level/"
基本となるハングルの読み書きは早い人では1~3日、1週間もあればマスターできます。
後は基本的な単語の習得、フレーズを繰り返し練習することで合格に近づきます。
勉強時間は1日60分×40日、プラス過去問と模擬試験を加味すると2か月でカバーできます。
解答はマークシートの4択です。
合格するための3つの方法
その1 参考書を使って基礎を固める(インプット)
初心者はハングルの読み書きから
まずは何と言っても初心者はハングルの読み書きからです。
はじめは「目からウロコの ハングル練習帳」を使いました。
この本は著者の八田さんの語り口調に和みつつも、”3日で終わるので3日坊主にならない”というコンセプトで飽き性な私でも続けることができました。この本のおかげでハングルという難しそうな文字も受け入れることができたと思います。
しかし、一刻も早く文法も学びたいという方は「できる韓国語 初級Ⅰ」からでもOKです。
次に、私は「できる韓国語 初級Ⅰ」という参考書を購入して独学で進めました。
この参考書はどの書店の韓国語コーナーで一番目についたのと、ネット上でオススメされていたのが決めてでした。結果的にこの参考書は広く認知されているので、cafetalkなどオンライン韓国語の多くの講師が活用されています。オンラインで勉強する時も先生も持っている参考書で勉強できるという選択肢が広がりました。スクリプト、単語、文法解説、書き込み、作文などインプット&アウトプットが盛り込まれているのと、何より日本語で発音ルビがふられていません。初心者はルビが必要な時がありますが、ルビに頼ると正しい発音が身に付きません。
購入後はテキスト通りに進めます。
その2 絶対に口を動かす(アウトプット)
CDスクリプトを最低10回は口に出す
ハングルは発音変化が多い言語です。文字と音声が全く違うので、初めはリスニングが全くといっていいほどわからないです。読むだけでは絶対にリスニングが伸びないので口に出しました。最低10回、すらすらと読めるようになるまで、シャドーイングも行いました。
最後はgoogleの音声入力で口に出した内容がスクリプトと合致しているか確認します。
特に어と오は日本人にはどちらも”オ”にしか聞こえず、発音も全くできなかったです。
1人練習は孤独な作業ですが、このおかげで段々とリスニング力が付いてきました。
ネット上のコンテンツも活用する
私はパッチム、特に日本語にはないㄹの発音がうまくできませんでした。
ある日、偶然見つけたyoutuber-JIN-さんの解説のおかげで30分でマスターできました。
その後、ネイティブ講師の方と会話しましたが、ㄹは全く問題ないとお墨付きをいただいたので、自信が持てました。
他にもネット上には教育系YouTuberさんのコンテンツが沢山あるので、動画を見ながら何度も真似します。単語も読むだけではなく口に出します。
トリリンガルトミさんのサイトはどのコンテンツも素晴らしいのでお勧めです。

地味な作業ですが、量をこなすのが王道です。
その3 公式過去問をこなす
ハングル能力検定試験 過去問題集 5級を2回繰り返す
基礎を固めた後は、ハングル能力検定協会が出版する過去問題集を2回繰り返しました。
リスニングはドラマやKPOPに出てくるようなものではなく、平易でスピードもゆっくりですが、はじめは全く分からなかったです。徐々に聞こえるようになり、ドラマのセリフも少しわかるようになったのがうれしかったです。
弱い部分をつぶし、模擬試験で80点以上が取れるようになって当日を迎えました。
4択ということは、適当に丸をつけても、確率的には100点満点中25点は取れるということを意味しています。残り35点をどのように獲得していくのか、、闇雲に勉強せず計画を立ててみます。例えば、苦手なパートを捨ててるのもOKです。
まとめ
本記事の内容をまとめます。
その1 参考書を使って基礎を固める(インプット) |
その2 絶対に口を動かす(アウトプット) |
その3 公式過去問をこなす |
5級を取得するとドラマの簡単なセリフが分かる、俳優さんの名前も読めると、韓国がぐっと近づいた気がします。
ドラマファンの方にはぜひ5級の勉強をお勧めします。
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