✅ICL(眼内コンタクトレンズ)を検討している人に伝えたいこと 1.まずは適応検査を受けよう 2.有事の際、裸眼で生きていけますか?
順番に解説していきます。
1.まずは適応検査を受けよう
ICLを検討している人は手術を受けるかどうかを悩んでいると思います。
手術中の痛み、手術後の経過、費用のこと。
私もそうでした。しかしICLは手術に適応できるかのいくつかのチェック項目があります。
屈折検査・角膜内皮細胞検査・視力検査・眼底検査などですが、
たとえば緑内障があるとICLは受けられません。
ICLはもともと強度近視者向けに開発されているのですが、近視の人は緑内障になる可能性が高いといわれています。
ですので、いざ適応検査をしたら緑内障が進行していて手術が受けられないこともありえます。
ICLは強度近視の人が選択する近視を矯正する手術になります。
強度近視の人はレーシック、オルソケラトロジーの選択はありません。
ICLを受けれる状態なのか、無料で検査してくれるところもあるので、まずはICLに関して情報を集めて少しでも興味があれば、直ぐに検査してみましょう。受けるかどうかはそのあとにじっくり悩むのがよいです。
ICLは20歳~45歳までが推奨されています。
ICLでは老眼は解消されません。
多くの人は40歳から老眼が発生するので、手術する時期が遅くなると裸眼で生活できる期間も短くなります、ある程度視力が安定して手術費を払えるようになった強度近視の社会人にはICLも選択の1つに入れてもらうとよいでしょう。
2.有事の際、裸眼で生きていけますか?
私が手術を受けようと思ったきっかけはコロナウィルスによる外出自粛中でした。
子供が私の眼鏡を真っ二つに折ったのです。
もう少しで2歳という子供にとって眼鏡はおもちゃの一種でしょう。うっかり子供が手の届く場所に眼鏡を置いていた私のミスです。
そしてタイミングが悪いことに、この時緊急事態宣言が発令中のため、眼鏡屋さんはどこも休業中です。
なんとかお店を訪ねて在庫があるレンズでなんとか2日後に新しい眼鏡を入手することができました。
この時、わたしは地震などの緊急時に裸眼では全く生きていけないことが分かりました。
裸眼では階段も降りれない、50cm先の人の顔の輪郭すら識別できないのです。遠くが見えにくいというレベルではありません。
日本で暮らしていく以上、今後も想定外の出来事が発生した際に裸眼で生活できるようになりたいという思いが強くなり、この度、手術する運びになりました。
その中で、ネット上でたくさんの人の体験記が参考になりました。
私もICLをすべきか悩んでいる人に何らかのお役に立てればと思います。
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